現在、レギャンという地区にいます。
特にバリ島に来た実感もわかずに朝4時に起床。
完全に時差ボケです。
シドニー時間は朝8時なので。
バリ島に来て、とにかく肝に銘じていたのは、
左手は不浄とされているので握手などは必ず右手ですることと、
頭は精霊が宿るとされているので、
頭は絶対にさわらない…ぐらいかな。
日の出を見ようと思い、
若干明るくなってきていたので、
すぐ近くのビーチへ。
すでに結構な数のバイクが走っていて、
海岸沿いを散歩する人もちらほら。
だんだんバリ島にきた実感がわき始め、
わくわくしながら、
日の出を待って地平線を見ていると、
自分の後ろ側が急に赤くなり始めた…
なるほど、
こっちは西側か…

見えないし

シドニーでもそうだったけど、
西と東が逆になったような変な感覚になったりします。
南半球だから…って関係ないか…。
とりあえず夕日は見ようと思い、
朝食を食べ、
またビーチに移動し、
木陰でボーっとしていると、
サーフボードレンタルのおじさんが話しかけてきました。
彼の名前はイラン。スマトラ島出身で51才。
話してる内にだんだん仲良くなり、
インドネシア語をいろいろ教えてくれました。
日本語も少しだけ話します。
どっちも片言の英語だけど、
結構通じます。
冗談大好きで、かなりおもしろい人だったので、
久しぶりに腹の底から笑ったような気がします。
イランも、ものすごく恥ずかしそうに下ネタを言い、
大爆笑しています。
コーヒーを買ってきてごちそうしてくれたり、
タバコをばら売りで買ってきて、
インドネシアのタバコをもらったりしました。
日本の地震は大丈夫だったか、原発は大丈夫だったかなど、
いろいろ心配もしてくれていました。
イランとベンチに座って話していると、
いつの間にか行商のおばちゃんや、パラソル屋の兄ちゃんなど集まって、
朝からワイワイ大宴会みたいになって質問攻めにあいました。
バリ人はかなり人懐っこくて暖かいです。
そして、イランから習った
インドネシア語のあいさつでお別れをし、
街中を散策。
古き良き時代の日本の風景が残っているような
懐かしい感じがします。
商店の人がかなり声をかけてきますが、
店員が愛想いいのはやっぱり気持ちいいです。