少し前の話になるんですが、
ビエンチャンでどうしても未だに忘れられない、
衝撃的な出来事があったので、
書こうと思います。
ラオスの前はタイに長いこと居たのですが、
物乞いする人は沢山見てきました。
両足のない人、
両手のない人、
あきらかに何かしらの病気を持ってる人が、
人通りの多い繁華街に座り込み、
お金を求めてる姿。
正直見て見ぬふりしてる自分がいました。
ビエンチャンである朝、
5人組のまだ小学校にも行ってないような小さな子供が、
家々を回ってる姿を目撃しました。
何か所も繕ったボロボロの服を服を着て、
ボロボロの大きな木の籠を背負い、
各家を回っているのです。
なんだか途上国の現実を見せられた気がして、
唖然としてしまいました。
あんなに小さな子供がその日を生きるために必死になってる姿。
衝撃を受けました。
その後、
一時してから歩いていると、
そのグループに出くわしました。
すれ違いざまに、
細い手で自分の腕を力強く掴み、
「マネー!!」
と言い、
こっちをジッと見てます。
よく見ると裸足です。
その瞬間いろんな考えが頭をよぎり、
動けなかったです。
今持ってるお金をあげたとしても、
一時しのぎにしかならないし、
かといってあげなかったら、
この子たちは飯が食えないかもしれない…
いろんなことを考えてるうちに、
子供たちは脈なしと考えたのか、
去っていきました。
なんだかその日はブルーで、
ひたすらメコン川を眺めてました。
あげた方が良かったのか、
あげなくてよかったのか、
どっちが正しいかわかりません。
こういう時はどうすればいいんでしょうか?
あの細い腕でつかまれた、
手のぬくもりと感触は一生忘れることがないと思います。
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